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医療保険に「実費補償型」のプランがあると聞きました。
補償の内容を教えてください。
実費補償型の医療保険は、「全額自己負担となる差額ベッド代などを、入院日数×〇万円を上限に実費で補償する」といった内容の保険で、がん保険でも販売されています。
具体的な補償内容は契約や商品によって異なりますが、以下のような費用が補償の対象になります。
1.入院中の治療のために負担した公的医療保険の自己負担額を補償
2.差額ベッド代を「入院日数×〇万円」を上限に実費で補償
3.ウィッグ(かつら)や乳房再建の費用などを実費で補償
実費補償型の医療保険が誕生した背景は、医療技術の進歩などで入院日数が短くなる一方で、1回の入院の医療費は変わらない傾向にあるため、これまで提供されていた医療保険では、十分な補償が得られないケースが想定されるようになったからです。
例えば、入院が4日のケースでは、入院給付金が日額1万円の場合、保険金は4万円しかもらえません。
また、古いタイプの医療保険などでは、「入院4日目から補償」などの条件があるケースもあり、その場合は保険金が1万円しかもらえません。
これでは、差額ベッド代や自己負担となる医療費の負担を保険金では賄いきれません。
一方、実費補償型の医療保険であれば、短期間の入院でも多くの補償を受けられるため、入院による経済的な負担を軽減することができます。
入院時の十分な補償を検討している方は、実費補償型の医療保険を選択肢に入れるといいかもしれません。
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