HOME > 目的別保険相談 > 火災保険に加入していますが、放火による損害はどこまで補償してもらえますか。
放火事件をニュースで見ると不安になります。
火災保険に加入していますが、放火による損害はどこまで補償してもらえますか。
また、ケガをした場合にも補償してもらえますか。
火災保険では「放火による被害」は原則として補償の範囲になり、所定の保険金を受け取れます。
このとき、火災保険の「建物」に加入していれば建物に発生した損害が、火災保険の「家財」に加入していれば家財に発生した損害がそれぞれ補償されます。
一方、「ケガ」に対する損害は火災保険の補償の対象にはなっていません。
生命保険や医療保険、傷害保険などに加入しているようでしたら、それらの保障の対象になる可能性があるため、契約しているすべての保険の契約内容を確認してみましょう。
なお、火災の原因として思い浮かびやすいのは「火の不始末」かもしれませんが、実は放火が原因の火災が数多く発生しています。
総務省消防庁の「平成30年版 消防白書」によると、平成29年中の出火件数3万9,373件で、最も多かったのが「たばこ」による火災の3712件でしたが、「放火」は3528件で2番目に多く、「放火の疑い」の2305件をあわせるとかなりの件数になります。
家の周りに燃えやすいものを置かないなど、放火を防ぐための対策も考えておきましょう。
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