HOME > 目的別保険相談 > 火災保険の風災補償について、修理見積書の全額が支払われますか?
自宅の火災保険に入っています。
最近、台風の被害が多いので、風災補償を追加しました。
屋根が被害を受けたりすると被害額も大きくなると思うのですが、修理費が高額になったときに本当に全額払われるのでしょうか?
火災保険の場合、保険金請求を行うにあたり、下記の書類を準備します。
・保険金請求書(保険会社から郵送されます)
・修理見積り明細書
・被害写真
損害が発生した場合、修理見積り明細書や被害写真と損害の原因を照らし合わせ、被害状況および修理費の妥当性が確認されます。
妥当性が認められると、保険金として払われます。
一方、妥当性が認められない場合は、減額されるケースも考えられます。
例えば、修理見積り明細書のなかに、補償対象外のものが含まれている場合や、損害原因が老朽化や消耗であると判断された場合です。
また、保険金額(補償設定額)の設定に誤りがある場合、保険会社から支払われる保険金が比例填補(ひれいてんぽ)となる可能性があります。
例えば、建物評価額(再取得価額)3000万の自宅に対して、保険金額1500万の設定にした場合、補償が半分までしかかかっていません。
このような場合、例えば台風により屋根が損害を受けて損害額200万であったとしても、保険会社から支払われる保険金は100万になります。
修理見積り明細書と実際に支払われる保険金に差額が生じる場合は、何が原因で減額されたのかをご確認ください。
詳しくは保険会社もしくは担当の代理店にご相談下さい。
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