HOME > 目的別保険相談 > 自動車事故でケガをしました。示談交渉ででてくる逸失利益という言葉の意味を教えてください。
自動車事故でケガをしました。
示談交渉で逸失利益という言葉が出てくるのですが、意味を教えてください。
逸失利益とは本来得られたはずの利益のことで、交通事故の示談交渉では、治療費などのほかに逸失利益についても賠償してもらえます。
例えば、
交通事故で被害者が死亡したり、後遺障害を負ったりした場合、事故に遭遇しなければ働いて収入を得ることができます。
そこで、将来手にする収入などを年齢に応じて計算して、逸失利益として賠償してくれます。
具体的な金額は細かく計算され、被害者が死亡した場合には以下のような計算で求められます。
(収入額-被害者本人の生活費)×就労可能年数に対応するライプニッツ係数
そのため、被害者の年収が多く、就労可能年数が長い若い方の場合には遺失利益が高額になります。
ちなみに、ライプニッツ係数とは、
将来受け取るはずの金銭を先に受け取ったことで手にした利益を控除するために使う指数で、「中間利息を控除する」などともいわれています。
例えば、1年後に100万円を受け取るはずだったものを事前に受け取った場合、1年間の期間が利益になるため、その分を利益として差し引かれます。(期間利益が3%と計算されれば97万円を受け取ることになります)
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