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自動車事故で通院していますが、「症状固定」になるとどうなりますか？

【ご相談事例】

交通事故で通院していますが、治療が長引いています。
保険会社から「症状固定」と言われるのか心配ですが、「症状固定」となると、どうなってしまうのですか。

【ご回答】

交通事故によるケガで治療を受けたにもかかわらず完治しない場合、「症状固定」と認定されます。

「症状固定｣と認定された時点で、保険会社から保険金の支払いを終了する旨の連絡があります。

「症状固定」の定義は、一般的に承認された治療方法をもってしてもその効果が期待できず、一定の症状が残った状態を指します。

治療を行うと楽になるものの、しばらくすると元に戻ってしまうようなケースも「症状固定」に該当します。

「症状固定」と診断される時期はケースによって異なり、医師の意見を尊重して決められるのが一般的です。

例えば、むち打ち症などで治療が長引き、治療に行くと調子がよくなるものの、すぐ元に戻ってしまうというような場合には「症状固定」となります。

「症状固定」となっても痛みなどが残っている場合には、保険会社に後遺障害の認定申請を行います。

後遺障害と認定されればその等級に応じた逸失利益や、後遺障害に対する慰謝料を加味した損害賠償金が支払われることになります。

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